女の一人暮らしの恐怖体験

これは、A子さんが体験した話。

A子さんは、田舎で生まれ育った。

そして、大学進学のために東京に出てきて、一人暮らしを始めた。

慣れない女の一人暮らし。

東京は怖いイメージがあったので、オートロックのマンションを選ぶ。

仕送りだけでは足りないため、バイトを始めたA子さん。

帰りが遅くなってしまうことも多くなった。

夜道は怖かった。

というのも、誰かにつけられているような気がするのだ。

最初は気のせいかと思っていた。

だが、夜帰宅するとマンションのエレベーターで、毎回同じ男の人と顔を合わすようになった。

A子さんがエレベーターに乗ると、どこからか毎回同じ男の人が走ってきて、エレベーターに乗り込むのだ。

メガネをかけていて、小太りの男。

まだ春なのにいつも半袖の服を着て、汗をかいているようだった。

A子さんの部屋は3階。

その男性がボタン押すのは4階。

1つ上の階の住人なのだろうか。

そんな、ある日。

A子さんが、夜に部屋でテレビを見ていると、インターホンが鳴った。

ピンポーン

こんな時間に誰だろうか。

覗き穴(ドアスコープ)から覗いてみると、なんと、いつもエレベーターで一緒になる男の人が立っていた。

その瞬間、恐怖を感じる。

だが、同じマンションの住人である可能性も高い。

出ないわけにもいかない。

A子さんはドアチェーンだけはかけたまま、ドアを開けた。

すると、た男は真剣なトーンでこう言った。

「・・・・あのー、僕と付き合ってください・・・・」

一瞬、言っている意味が分からなかった。

これが二人の初めての会話なのだ。

それなのに、付き合ってくれだなんて・・・・

「ごめんなさい・・・」

それだけ言うと、A子さんは扉を閉めた。

今のはいったいなんだったのだろうか。

あまりのことに、不気味さを感じずにはいられない。

次の日。

A子さんがバイトから帰宅してみると、エレベーターに例の男の姿はなかった。

さすがに、あんなことを言った次の日は姿を見せられないらしい。

少し安心した。

部屋に帰り着き一息つくと、テーブルの上に1枚の紙切れが置いてあるのを発見した。

見覚えのない紙切れだった。

こんなもの、出かけていくときはなかった気がする。

紙を見てみると、そこには

「僕、諦めませんから。」

と書かれていた。

A子さんは、あまりの恐怖に絶句した・・・・

その後、分かったことなのだが、男はA子さんの部屋の真上の部屋に住んでいた。

おそらく、A子さんの部屋にはベランダから侵入したものと思われた・・・・


女性の一人暮らしは、女性が思っている以上に、危険がすぐそばにあるのかもしれない・・・・

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