死の暗号文と携帯メール2

前回→死の暗号文と携帯メール

バイトから帰り、自宅でのんびりしていると、K山くんの携帯が1通のメールを受信した。

開いてみると、田中さんの言っていたとおり

「3」

の数字だった。

田中さん、すげー。

本当に暗号解読したんだ。

でも、驚いてもいられない。

なにせ、「3」を受信したら、携帯アドレスを変えないといけない約束なのだ。

正直なところ、面倒だった。

だが、K山くんはその場でメールアドレスを変更した。

「あーーあ、これでまたいろんな人にアドレス変更を知らせないといけなくなったな。めんどくせー。」

一人でぼやく。

そして、すぐに携帯を手にし、田中さんへと電話する。

アドレスを変更したら、暗号の意味を教えてもらえる約束だ。

プルルルルー

田中さんも、バイト上がっている時間だ。

電話に出られるはずだ。

あれ。

出ないな・・・・

プルルルルー

プルルルルー

8コール目で、やっと電話がつながった。

「あ、もしもし、田中さん?お疲れ様です、K山です。」

「ああ、K山くん。」

「あの実は、あの後田中さんの言うとおり、数字の3をメール受信したんすよ。」

「え?それで、アドレスは変更したのか!?」

「はい、しましたよ。」

「本当にしたのか?」

「はい、本当です。だから、暗号の意味を教えてくださいよ。」

少し、間を置いてから、田中さんは暗号の意味をK山くんに教えてくれた。

K山くんは、暗号の意味を知って恐怖した。

あのメール送って来たのは、一体誰だなんだ。。。。

おそらく、心霊的なことじゃなさそうだ。

これは、誰か人間の悪意によるものなのだろうか。

人間って怖い。

K山くんは、そう思わずに入られなかった。

実は、あのメールの数字には次のような意味があったのだ。

昔、ポケットベルと言うものがあった。

通称ポケベルだ。

ポケベルは、数字で文章を打ち込んでいく。

数字2文字で、1つの言葉になるのだ。

つまり、ポケベル方式で送られてきた数字を解読していくと、

「1」と「5」で{お}。

「7」と「1」で{ま}。

「1」と「4」で{え}。

「0」と「2」で{を}。

「2」と「5」で{こ}。

「9」と「5」で{ろ}。

おまえをころ・・・・

その次に送られて来たのが、「3」。

おそらくその次は、「3」。

そうなると、

「お前を殺す」

という文字になってしまうのだ。

その後、アドレスを変更してから、もうあの数字を受信することはなくなったそうだ。

もしも、あのまま同じアドレスを使い続けていたら、どうなってしまっていたのだろうか・・・・

文章が完成したとき、K山くんは殺されていたのだろうか。

終わり

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