身の毛もよだつ実話恐怖体験「肝試しと金縛り」

これは、3年前に俺の身に起きたことだ。

当時、俺はカメラマンのアシスタントをしていた。

毎日残業で、クタクタになる日々。

唯一の楽しみは寝ることだった。

もうベッドの中がパラダイスなのだ。

あの日までは・・・・

ある冬の日、俺は10日ぶりの休暇をもらった。

何して過ごそうか。

一日中寝てしまおうか。

さすがにもったいないだろうか。

こういう悩みは嬉しい悩みだ。

結局、何も予定は決まらずに休日が来てしまった。

昼過ぎまでのんびり眠っていると、携帯の着信音で目が覚めた。

たくさん眠ったにもかかわらず、起こされると不機嫌になってしまう。

寝ぼけ眼で、携帯を耳に押し当てた。

受話器からは友人の元気な声が聞こえてきた。

数日前にメールのやり取りをしていて、今日が休みであることを伝えていたのだ。

あれよあれよと言う間に、その日は友人と遊ぶことになったのだが、男二人でやることがなくなってしまった。

そこで、季節外れの肝試しでも行こうかということになる。

ただ、男だけで肝試しというのも味気ない。

そこで、大学時代の女友達を誘うことにした。

俺と友人と女友達で、合計三人。

本当はもう一人誘ったのだが、急だったので来ることができないようだった。

まあ、社会人になると急な誘いは断られることのほうが多くなる。

女友達が来てくれただけでもラッキーだ。

俺たちは、友人の車で心霊スポットに向かった。

そこは、廃墟の病院だった。

肝試しの人気スポットなのか知らないが、ドアの鍵は壊されていて簡単に潜入できた。

建物の中には、暴走族のものと思われる落書きが多い。

幽霊より、こいつらに出くわしたほうが怖そうだった。

一通り探索し、肝試しを楽しんだ。

その場では何も起こらなかったものの、なかなか楽しい休日になったと満足していた。

ところが・・・・

おかしなことは、その夜から起きた。

続き→身の毛もよだつ実話恐怖体験「肝試しと金縛り」2

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