意味が分かると怖い話 解説「お見合いパーティー」

数年前のこと。

私は、都内で一人暮らしをしているOLです。

実家は、新潟で野菜農家をしています。

たまに実家から連絡があるかと思えば、

「早く孫の顔が見たい。」

「誰かいい人は居ないのか?」

そればかりです。

当時の私には、一年以上お付き合いしている方は居ませんでした。

友達に何度も誘われたこともあり、一度だけお見合いパーティーというものに参加してみることにしました。

合コンも積極的に参加しない私にとって、お見合いパーティーは居心地が悪く、どなたともあまりお話できませんでした。

自分のことも話せないですし、お相手男性の話した内容も緊張のためほとんど聞いていませんでした。

それでも、帰り際に数名の男性が出口で名刺をくださいました。

「絶対、絶対メールして。お願い。君に一目惚れなんだよ!」

お世辞とはわかっていたものの、そこまで言ってくれた男性一人だけに名刺のお礼のメールを差し上げました。

その日から何度も何度もメールが来るようになりました。

やり取りをしてみて、私はその男性のことを好きになれなそうでした。

ですので、徐々にメールのお返事頻度を減らしました。

メールでは私の話は一切せずに、男性の話ばかりを聞いていました。

毎日、日記みたいな内容が送られてきたので、返事に困ってしまうことも多々ありました。

私が返事をしなくなってから、男性からのメールもなくなりました。

でも、ひと月後にこんなメールがきたのです。

「やっほー!元気?今、新潟に来てるよー。やっぱ、新潟の野菜は美味しいね。××ちゃん(私の名前)も、毎日こんな野菜食べてたんだよね。ご家族が作った野菜は、より一層美味しいんだろうな。そうそう、そういえば~(途中省略)では、またね。返事待ってるよー!」

私は返事もしませんでしたし、携帯番号もアドレスも変えました。

解説:女性は、その男性に個人的なことをほとんど話していない。ましてや、出身が新潟で、実家が野菜農家であることなどは一切言っていない。
お見合いパーティーに一緒に行った友達にも確認を取ったそうだが、そんな男性の存在すら知らないということだった。

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