意味がわかると怖い話 解説付き「ホテルの泣き声」

私が本当に体験した話です。

7年前のこと。

初夏のよく晴れた日でした。

その日は、降水確立が0%。

とても清々しい陽気です。

私は、当時付き合っていた彼女と、シティホテルに泊まりました。

チェックインした時間はわりと遅めで、夜の10時過ぎ。

案内された部屋は3階の一番奥の部屋でした。

隣の部屋までは離れていて、とても良い部屋に思えました。

中に入り二人で少し談笑し、その後一緒に風呂に入りました。

彼女が湯船につかり、私が髪の毛を洗っていると、突然男性の泣き声が聞こえてきました。

泣き声と呼んでいいのか分からないくらいの大きな声です。

叫び声と表現した方が良いかもしれません。

そして、いつになっても泣き止む様子がありません。

ずっと叫ぶように泣いています。

彼女は完全に怯えてしまっています。

彼女の手前強がってはみましたが、私も内心は不気味に感じていました。

10分か15分か、長い時間泣き叫び続けていたと思ったら、今度はぴたりと声がしなくなりました。

物音や、話し声も聞こえません。

まあ、なんにせよ不気味な泣き声がしなくなってよかったと思い、私たちは風呂からあがりました。

お互い髪を乾かし、バスローブに着替えました。

風呂から出て40~50分は経過したでしょうか。

私は一服しようと、タバコに手を伸ばしました。

タバコは、それが最後の1本でした。

なんてマヌケなのでしょう。

ホテルに着く前にコンビニに寄ったのに、タバコを買い忘れてしまったようです。

もう一度に着替えるのは面倒でしたが、コンビニに行くことにしました。

半日タバコが吸えないのは、耐えられないですから。

バスローブを脱ぎ洋服を着て部屋のを出ます。

扉を出てみると、部屋の真ん前に水滴が大量に落ちていました。

ボタボタボタボタと、大量の水滴でした。

来たときは、絶対にこんなものはありませんでした。

これだけ大量の水滴が落ちていれば、気が付くはずです。

なぜ濡れていたのか、その時は気が付かずにコンビニへと向かいました。

解説:男性の泣き声が10分以上していたのは、その部屋の真ん前で誰かが泣いていたということ。
おそらく、扉の真ん前に水滴が大量に落ちていたのは、知らない男の涙なのだ。(降水確率が0なので、雨の水滴ではない)
入った部屋は一番奥の部屋だから、間違いなくその部屋に入りたかったわけだ。
また、隣の部屋まで距離があることから、部屋を間違えることも考えにくい。
人の使っている部屋の前で、しかも夜中に大声で泣き叫び続けるなんて、不気味な話だ。
そして、この意味が分かると怖い話は創作ではなく実話である。

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